防犯意識を高くもつようになりました。

20年ほど前の私の父親の体験談です。田舎出身の父は、防犯意識が低く、家の鍵や車の鍵はいつも開けっ放しでした。財布もあまり持たず、大金をそのままズボンのポケットに入れて持ち歩いたりしていました。仕事で、県外の都市に出かけた時のことです。支払いをするために銀行でおろした10万円を、そのままいつものようにズボンのポケットに入れて、人混みをひとりで歩いていました。

しばらくすると、商店街の人混み中で、自分の真後ろにやたら引っ付いてくる人の気配を感じたそうです。なんだろう気持ち悪いと思って、振り返ると男の人がすーっとそのまま自分の横を通り抜けていったそうです。変だなと思いながら、男の人がいなくなったあとに、あっ!と思ってポケットを確認しましたが、お金がありませんでした。

実際にとられたところを見たわけではありませんが、それしか考えられないと父は言っていました。警察にも相談したそうですが、大金をポケットにそのまま入れておいた方にも落ち度はあると怒られたそうです。そして結局、犯人は見つかりませんでした。それとともに被害にあった都市が嫌いになってしまい、旅行などもあまり行きたがらなくなってしまいました。トラウマになってしまったようです。

それ以来、人混みを歩く時には絶対にファスナー付きのカバンに財布を入れて、肌身離さず持ち歩くようにしていました。田舎の環境で育ち、防犯意識が緩すぎたと後からとても反省していました。

財布を盗むスリの手

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