どんなに心配でも、お金を貸してはだめです

学生時代に仲が良かった友達A子に、十数年ぶりに同窓会で再開しました。学生時代、A子はどちらかというと活発でオシャレが好きな性格でした。しかし、久しぶりに会ったA子は、痩せたというよりはやつれたというような、どこか疲れた雰囲気を感じました。仕事が忙しいのかな?と、深くは気に止めずに、同窓会では昔話に花を咲かせて終わりました。仲が良かったこともあり、すぐに打ち解け、楽しく話ができました。しかし、時折見せる悲しそうな表情にも、気づいていました。

気のせいかもと、思うように過ごしていましたが、どうしても気になり、メールを送りました。後日、A子の住んでいるアパートで会うことになりました。着いてびっくりしたのは、すごく古いということ。アパートのまわりは木が生い茂っていて薄暗く、少し不気味な雰囲気でした。家の中も六畳の部屋がひとつの、いかにもお金がないことを物語っていました。あんなにおしゃれで綺麗だったA子がなぜそんな生活になってしまったのか。話を聞くと、「お父さんが借金をして、夜逃げをした。お母さんは他界しているため、そのお金を返している。」とのことでした。とりあえずちゃんと食事をまず取ってもらいたいと、コンビニへ行き、5万円を貸すことにしました。1カ月後、また5万円を貸しました。

A子は「本当に申し訳ない。人からこんなに親身に良くしてもらったのは久しぶりすぎて」と涙を流していました。その姿に騙されていたのです。半年が過ぎ、貸したお金は全部で40万円になっていました。ある日、友達となにげなく食事をしていたとき、その友達がA子の話をしてきたのです。「A子、ホスト通ってるらしいよ」と。すぐにA子のもとへ行き、留守だったので帰りを待っていると、派手なミニスカート姿のA子が帰ってきたのです。

驚いた表情を見せたかと思うと、すぐに開き直った態度になり、「ちゃんと返すから」とうっすら笑いながら言うのです。その態度に頭に来た私はそのままA子に手をあげてしまいました。それから、1ヶ月に1回お金を少しでも返してもらおうと通っているのですが、居留守なのか音沙汰もありません。結局、3年が過ぎた今、帰ってきたのは5千円です。仲がよかったからといって、お金の問題は情に流されては駄目ですね。

金銭トラブルのイメージ

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